
【開催にあたって】
人口増加や気候変動、食料安全保障、環境負荷、アニマルウェルフェアなど、食料生産を取り巻く課題が世界的に顕在化しています。その解決策の一つとして注目されているのが、生物の細胞を培養して食料や食品原料を生産する「細胞農業」です。
細胞農業というと培養肉が広く知られていますが、その対象は動物細胞だけではありません。植物の細胞や組織を培養し、有用成分や食品素材、さらには食料そのものを生産する「植物細胞農業」も、新たな研究・産業領域として広がりつつあります。
本セミナーでは、細胞農業の基本的な考え方と国内外の動向を整理したうえで、培養肉・培養魚介類などの動物細胞農業と、植物細胞を利用した食料生産の特徴を紹介します。さらに、植物細胞農業の研究事例を交えながら、培地コスト、スケールアップ、食味、環境負荷、安全性、法規制、消費者受容といった社会実装上の課題についても考えます。
細胞農業を単なる代替食品の技術としてではなく、従来の農畜水産業を補完し、食料生産の選択肢を増やすための新しい生産基盤として捉え、その可能性と今後の展望を分かりやすく解説します。
| 日時 | 2026年 9月 10日(木) 13:00~17:00 |
|---|---|
| 受講料 | 1名につき 会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円) |
| 講演者 | 東北大学大学院農学研究科 環境適応植物工学 助教 NPO法人日本細胞農業協会 代表理事 五十嵐圭介 氏 |
| 対象 | フードテック・細胞農業領域への新規参入や事業化を検討中の方、および最新トレンドや社会実装の課題、次世代の食料生産基盤を学びたい新規事業・R&D・経営企画の担当者は奮ってご参加ください。 |
| 内容 | 1. 世界の食料生産の課題 ・気候変動/食料需要の増加 ・温室効果ガス排出 2. 細胞培養による食料供給の可能性 ・細胞農業開発の歴史的経緯 ・細胞農業製品の実例(フォアグラ、クロマグロ、うなぎ、コーヒー、チョコレート等々。) ・スタートアップ企業の事業化計画 3. 細胞性食品の一般的な作り方 ・生物細胞、バイオリアクター、培養液 ・製造コスト ・実用化(商品化)に必要な技術要件 ・低価格化の方法 ・培養の効率化 ・大規模/普及用の細胞培養 ・各種研究事例の紹介 4. 細胞農業の環境影響 ・食料生産の環境影響の現状 ・環境影響評価の方法:ライフサイクルアセスメント(LCA) ・細胞農業の環境影響 5. 細胞農業の経済的意義 ・タンパク源の安全保障問題 ・細胞農業ベンチャーが目指す市場規模とビジネスチャンス 6. 細胞農業の文化的意義 ・文化/社会的インパクトと国/宗教/社会集団ごとに異なる論点 7. 生命倫理から見た培養細胞の捉え方 ・功利主義や動物愛護 8. ベジタリアンやヴィーガンに対する培養肉の印象 ・欧米型/東洋型/インド型のベジタリアニズム ・倫理常識に関わる議論 ・消費者需要及び意識調査 ・細胞農業のエコシステム ・一般普及までの道のり 9. 世界各国の法整備の現状と培養肉が社会実装されるために解決すべき課題 ・食品安全衛生 ・国内外の最新動向 ・技術的課題や社会実装に向けたルール形成/各種取り組み 10. 質疑応答 ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。 ※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。 ※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。 【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。 ※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。 動作確認ページ ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。 |
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| 受付状況 | 申込受付中 |
| 主催 | |
| 共催 |
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