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【開催にあたって】
経営に資する監査としての内部監査の機能が重視されるようになって、従来から発展してきた準拠性中心の業務監査だけでなく、最近では経営監査も重視されています。但し経営に資する監査という本来の目的からすると監査手法の不備や問題事例も散見されます。一方、近年のコロナウイルスの影響で企業は従来とは異なる様々なビジネスリスクに直面しています。こうした中、リスク環境が変化しても監査基準で決められた監査手続の実施が求められる法定監査とは異なり、変動するリスク状況に応じて監査手法を見直して経営に貢献できるというのが内部監査の強みとなります。
経営監査の概念はIIAの基準などに定義はありませんが、本セミナーでは長年の経験知に基づいて整理した日本企業に適した経営監査の捉え方と具体的な監査のプロセスを紹介するとともに、企業グループの子会社などを対象にした経営監査の事例を通して監査における問題の捉え方や実際の進め方を理解していただきます。また、企業の監査実務に見られる経営監査の問題事例を通して業務監査とは勝手が違う経営監査に固有の実務上の留意点などを解説いたします。更にコロナウイルス時代の監査の課題として、リスクベースの監査の観点から内部監査の役割や監査手法の見直しにおける検討事項について解説いたします。
| 日時 | 2025年 12月 16日(火) 13:30~17:00 |
|---|---|
| 受講料 | 1名につき 会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円) |
| 講演者 | 公認内部監査人・公認会計士・米国公認会計士(現在inactive) 公認会計士藤井監査事務所 代表 藤井範彰 氏 |
| 対象 | 内部監査および内部統制部門、監査役、経営管理や経営企画部門の方等、企業内監査機能の高度化に取り組まれている方々 |
| 内容 | 1.経営監査の制度化の課題と経営監査の企業内の設定 ・経営に資する監査における経営監査の位置づけ ・日本の経営層に受入れられる業務監査とは異なる経営監査の捉え方 ・グループ企業の経営監査のアプローチと留意点 2.経営監査の指摘や改善提案の事例解説 ・実際例から理解する経営監査のポイント - 研究開発本部の経営監査 - プロジェクト対応の経営監査, ・残念な経営監査の事例に見られる課題 3. 最近のビジネス環境における企業のリスクと内部監査手法 ・コロナウイルス時代の企業リスクと監査手法の留意点 ・経営に資する監査に貢献するアジャイル監査の利用のポイント 4.まとめ ・経営監査を成功に導く留意点 ・日本の三様監査における経営監査対応の留意点と内部監査の今日的課題 ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。 ※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。 ※録音、録画・撮影はご遠慮ください。 ◆受講形式のご案内 【オンライン受講の方】 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。 ※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。 動作確認ページ ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。 【会場受講の方】 お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。 会場 『企業研究会セミナールーム』 〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル |
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| 参加費 | |
| 受付状況 | 申込受付中 |
| 主催 | |
| 共催 |
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