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【開催にあたって】
内部統制の評価・報告制度は企業に浸透してきたものの、運用面では多くの企業で課題が残っています。重要な不備の開示が微増傾向にある中、内部統制の評価基準(実施基準)も改訂され、よりリスクに重点をおいた実効的な評価が求められています。企業では、評価範囲の再検討、統制記述の詳細化、評価作業の見直し・効率化などへのニーズが高まっています。
本講座では、金融商品取引法が求める内部統制報告制度(J-SOX)の概要と重要ポイント、必要な基本的作業の内容に加え、現場でつまずきやすいポイントや、実務で役立つ具体的な工夫例を要点を絞って解説します。さらに、適用初年度から今日までの教訓や新実施基準への対応だけでなく、リモートテストや電子証憑対応、生成AIを活用した業務効率化の最新動向も、具体的なケースを交えながらわかりやすくご紹介します。
| 日時 | 2025年 12月 8日(月) 13:00~17:00 |
|---|---|
| 受講料 | 1名につき 会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円) |
| 講演者 | コントロールソリューションズ株式会社 代表取締役社長 公認会計士/税理士/公認システム監査人 佐々野未知 氏 |
| 対象 | 内部監査部門・リスク管理部門の方、J-SOX業務を担当される方など |
| 内容 | 1.内部統制の基礎と制度の要点 1)内部統制とは? J-SOXとは? ~会社法との違いと概要~ 2)実施基準・内閣府令・Q&A 改訂の要点と実務への影響 3)評価範囲決定の考え方 ~リスクアプローチの実践~ 4)内部統制報告書の4パターンと「最終ゴール」 5)重要な不備の判定と実務対応のポイント 6)内部統制報告結果の傾向と教訓 7)構築・有効性評価の全体像とスケジュール例 2.全社統制の評価と実務ポイント 1)全社統制評価の概要と具体的な進め方 ~評価項目・方法・成果物イメージ~ 2)評価結果の文書化と具体例(評価シート・文書化例) 3)過去事例から学ぶ全社統制の不備と改善ポイント 3.業務プロセス統制の整備状況評価 ~リスクとコントロールの最適バランス 1)業務プロセス統制評価の概要と流れ 2)リスクとコントロールの文書化(3点セットの活用) 3)財務報告リスク(アサーション)の整理と洗い出し(RCMの作成) 4)ウォークスルーテストによる整備状況評価と文書化 4.業務プロセス統制の運用状況評価 ~実務のリアルと最新対応~ 1)運用テストの全体像と時点評価の考え方 2)テスト対象(キーコントロール)の選定ポイント 3)テスト期間・タイミング・手法・サンプリング概要 4)テスト結果の文書化 ~結果調書・不備一覧表(例)~ 5)例外事項と不備判定について実務上の注意点 6)リモートテスト・電子証憑受領時の留意点 7)過去事例から学ぶ運用上の不備と改善策 8)生成AIを活用した評価業務の効率化アイデア 5.その他の評価 ~決算・財務報告・IT全般統制の要点~ 1)決算・財務報告プロセス統制の評価概要と不備事例 2)IT全般統制の評価概要と不備事例 ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。 ※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。 ※録音、録画・撮影はご遠慮ください。 ◆受講形式のご案内 【オンライン受講の方】 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。 ※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。 動作確認ページ ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。 【会場受講の方】 お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。 会場 『企業研究会セミナールーム』 〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル |
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| 受付状況 | 申込受付中 |
| 主催 | |
| 共催 |
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