【講師】高樹町法律事務所

パートナー弁護士
澤田将史 氏
2012年 弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所入所。
2016年 文化庁著作権課に出向。
2020年 三村小松山縣法律事務所 パートナー。
2023年 高樹町法律事務所 パートナー。
文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会 委員(2021年〜)、「知的財産管理技能検定」技能検定委員(2019年〜)。
主要取扱分野として著作権法、特許法、商標法、不正競争防止法などの知的財産法関連案件、AI・データ関連案件、紛争案件等。著作として、「画像生成AIサービスにまつわる著作権法上の諸問題」特許ニュース 令和5年1月5日(No.15808)、『実務者のための著作権ハンドブック』(著作権情報センター、2022年)[共著]、「AI生成物の知的財産法による保護」特許ニュース 令和4年1月5日(No.15567)、連載「著作権契約のツボ」コピライト2021年4月号(720号)〜2022年3月号(731号)。

 

 

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【開催にあたって】

近時は、AIのビジネス活用への関心が高まっており、特にChatGPTをはじめとする生成AIの活用に注目が集まっています。

このようなAIを活用したビジネスを行うに当たって注意しなければならないのは著作権の取扱いです。生成AIと著作権に関しては、2024年3月に文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会が「AIと著作権に関する考え方について」(「考え方」)をとりまとめました。この「考え方」は非常に重要な文書ですが、分量も論点も多く、なかなか理解が難しいところかと思います。近時は、日米でも生成AIに関する紛争・裁判例が出てきており、AIと著作権に関する理解を深める必要性が高まってきています。

今回は、行政の立場でAIと著作権についての議論に関わり、また、審議会の委員として「考え方」の検討にも関わった講師が、「考え方」のポイントについて実務的な視点からわかりやすく徹底解説し、残された課題についても徹底解説します。

日時 2025年 10月 22日(水) 14:00~17:00  
受講料 1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円)  一般 41,800円(本体 38,000円)
講演者 高樹町法律事務所 パートナー弁護士 澤田将史 氏
対象 知的財産部門、法務部門、経営企画部門、総務部門、その他関連部門のご担当者様
内容 1.生成AIの概要

2.「AIと著作権に関する考え方について」(「考え方」)の概要
 ・「考え方」の取りまとめに至る経緯
 ・「考え方」の位置付け・性質

3.生成AIと著作権
 (1)AI開発・学習段階
   ・平成30年著作権法改正の趣旨
   ・著作権法30条の4(非享受目的利用)
   ・享受目的の併存
   ・「著作権者の利益を不当に害する場合」に該当するか
 (2)入力段階
   ・ユーザーが著作物を入力する場合の考え方
 (3)生成・利用段階
   ・著作権侵害の判断基準
   ・類似性に関する議論
   ・依拠性に関する議論
   ・生成AIの利用規約
 (4)生成物の著作物性
   ・AI生成物は著作権法で保護されるか
   ・一般不法行為での保護

4.残された論点と今後の展望
 ・残された論点
 ・今後の展望


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。


◆受講形式のご案内

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会場
『企業研究会セミナールーム』
〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル

251576
参加費
受付状況 申込受付中
主催
共催

お問合わせ

一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
tamiaki@bri.or.jp
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