【講師】東京国際法律事務所

弁護士・ニューヨーク州弁護士
美馬拓也 氏
2009年京都大学法学部卒業、2011年同法科大学院修了。2022年米国デューク大学ロースクール(LL.M.)修了。国内大手法律事務所にて、10年以上にわたり国内外の企業に対し、知的財産権関連の取引・紛争対応に幅広く従事。ライセンス契約、共同研究・開発、ブランド・デザインの保護といった取引実務に加え、米国特許訴訟を含むクロスボーダー知財紛争に関する豊富な知識及び経験を有する。外資系製薬会社の法務部や大手メーカーの知財部門への出向経験を活かし、法務とビジネス現場をつなぐ実践的な助言を得意とする。知財及びヘルスケアに関する著書多数。

 

 

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【開催にあたって】

近年、ライフサイエンス・ヘルスケア分野では、医薬品、医療機器、化粧品、健康食品、デジタルヘルスといった多様な事業領域において、M&Aや戦略的提携が活発化しています。世界的な高齢化や新興市場の成長、AI・データ活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や新規参入企業の増加といった構造的な変化が重なり、本分野が戦略的提携や投資対象としてさらなる注目を集めていることが背景によるものと考えられます。

このようにM&Aや投資の動きが加速する一方で、ライフサイエンス・ヘルスケア分野は、薬機法をはじめとする薬事関連法規制や医療データの取扱いなど、厳格な法規制が適用される特殊な領域でもあります。

加えて、研究開発(R&D)が活発に行われる当該分野では、知的財産の管理やライセンス戦略の重要性も高く、業界特有のプラクティスや運用、慣行への理解と適切な対応が欠かせません。

本セミナーでは、ライフサイエンス・ヘルスケア分野におけるM&A・投資を念頭に置いたデューデリジェンスの主要ポイントについて、実務経験に基づき、具体的かつ分かりやすく解説いたします。

日時 2025年 10月 24日(金) 14:00~16:00  
受講料 1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円)   一般 29,700円(本体 27,000円)
講演者 東京国際法律事務所 弁護士 ニューヨーク州弁護士   美馬拓也 氏
対象 経営企画部門、法務部門、投資部門、財務部門、研究開発部門、技術部門、総務部門など関連部門のご担当者様
内容 1.ライフサイエンス・ヘルスケアM&Aの動向とDDの基本視点
・ヘルスケアビジネスにおけるM&Aニーズの高まりと背景
・業界特有の留意点―DDにおける視座(法規制、知的財産、R&D、品質・安全性等)

2.ライフサイエンス・ヘルスケアビジネスにおける法規制の基礎
・薬機法、医師法、個人情報保護法等の主要法令
・医薬品・医療機器・医薬部外品・化粧品等の許認可制度の理解

3.買収ストラクチャーと許認可
・株式取得、事業譲渡、会社分割等における許認可対応
・取引ストラクチャー別の留意点と実務上の対応策

4.知的財産関連のDDポイント
・必要な知的財産権の帰属確保に係る契約上の定め
・ライセンス契約における適切な条件での実施許諾
・想定されるリスクを踏まえた補償(インデムニティ)

5.各種ビジネスにおけるDD各論(各ビジネス特有の留意点)
・製薬・医療機器メーカー(GMP違反の有無)
・ヘルスケアアプリ事業(医療機器該当性、医療情報取扱い等)
・化粧品メーカー又はOEM事業(OEMに関する契約、レシピ管理、広告規制等)
・CMO・CDMO事業(製造委託、研究開発に関する契約等)


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。


◆受講形式のご案内

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会場
『企業研究会セミナールーム』
〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル

251615
参加費
受付状況 申込受付中
主催
共催

お問合わせ

一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
tamiaki@bri.or.jp
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