【開催にあたって】
企業が利益を上げるための最も有効な方法は、図面段階で80%が決まる製品原価のコストダウンを実現することです。それは、技術者・研究者にに委ねられています。製品原価のコストダウンには「事前の原価計算によるコスト構造の見える化」と原価計算結果をコストダウンへ活用する「コストマネジメント」が欠かせません。製品原価を自由自在に把握できる研究者・技術者は、自信を持って日常の業務に取り組み、会社の業績に貢献しています。
本講座は、技術者・研究者の方々に図面段階での製品原価計算の仕組み、製品別の原価を活用したコストダウンや利益を得るためのノウハウを豊富な事例と演習を交えて徹底指導します。図面段階での原価計算とコストマネジメントをマスターして、コスト意識が高いワンランク上の技術者・研究者を目指してください。
※電卓をご用意ください。
日時 | 2025年 9月 10日(水) 13:00~17:00 |
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受講料 | 1名につき 会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円) |
講演者 | 株式会社 MEマネジメントサービス 顧問 技術士(経営工学) 小川正樹 氏 |
対象 | 開発・設計、生産・製造技術、原価企画、コストダウン推進などに関わる技術者、研究者、管理者 |
内容 | 1.技術者・研究者に必要な事前原価計算の基礎知識 1) 技術者・研究者に必要な原価の分類はなにか ・製品からみて原価を分ける直接費と間接費 ・仕事量からみて原価を分ける変動費と固定費 ・意思決定からみて原価を分ける差額原価と機会原価 2) 事前原価計算でコスト構造を可視化 ・試作品から製品化に向けたコスト上の留意点 ・DXで間接費が直接費に ・ロットの違いによる原価への影響を考慮 ・人(工数)から設備(時間)の稼働を区分 ≪演習:原価の基礎を確認する≫ 2.図面段階でコスト構造を見える化する 1)技術者・研究者に必要な材料費計算のノウハウ ・材料の単価表を整備 ・歩留まりが肝になる材料消費量の算定 ≪演習:製品1個の材料費を計算する≫ 2)技術者・研究者に必要な加工費計算のノウハウ ・加工賃率(加工費レート)の設定 ・設備レートを定額法で設定 ・段取時間と作業時間で製品の加工時間を設定 ・生産量の変化と加工費の変化をシミュレーション ≪演習:製品1個の加工費を計算する≫ 3.製品別の原価を活用するコストマネジメント 1) 図面段階の原価を管理するコストマネジメントの進め方 ・付加価値率と限界利益率でポートフォリオを作成 ・材料費の基本機能、補助機能、技術歩留ロスとは ・目標原価の設定とコストダウン対策 ・デジタルツイン・シミュレーションを活用したコストダウン事例 ≪演習:ポートフォリオ分析でコストダウン対象製品を発掘する≫ 2) 原価計算を利益に結びつける ・損益分岐点図表の作り方と使い方 ・営業利益率を20%にするには変動費をいくらにするか ・作れば作るほど赤字になる製品とは ≪演習:値引きの要求にどこまで応じるか≫ ◇◇質疑応答◇◇ 演習は、事前に配布するEXCELシートで行いますので、インストールしてご参加ください。 ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。 ※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。 ※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。 【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。 ※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。 動作確認ページ ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。 |
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