【講師】弁理士法人磯野国際特許商標事務所

弁理士
綾木健一郎 氏
第一種情報処理技術者、電気通信主任技術者の資格を有している。電気・通信・ソフトウェアが専門分野である。早稲田大学理工学部卒業後、17年間に亘ってメーカにて、ビデオテープレコーダ、フィルムスキャナーやデジタルカメラのソフトウェア開発などに携わってきた。その後、知財部で出願支援や特許調査などを担当し、2007年度に弁理士登録。2009年度に特許事務所に入所したのち、特許明細書の作成や、特許調査などを担当。




【開催にあたって】

近年、生成AI技術は急速に進化し、多くの企業が多様なプランで生成AIを提供しています。それぞれの生成AIやプランは、動作仕様、契約条件、制約事項が異なるため、利用にあたっては適切な選択が不可欠です。

知財業務では、特許出願前の発明など、機密性の高い情報を取り扱うケースが多いですが、生成AIを不用意に使用すると、入力データが再学習に利用されるリスクがあります。本講座では、知財分野における機密情報の安全な取扱い方法を踏まえ、生成AIの効果的な活用方法を学びます。

また、生成AIは得意な工程とまだ成果が得にくい工程が存在します。たとえ支援が期待できる工程であっても、適切なプロンプトを設定しなければ、所望の出力データを得ることは難しいでしょう。本講座では、特許調査や明細書作成など具体的な業務プロセスを事例として、生成AIにどのようなプロンプトや入力データを与えることで、効果的な支援が可能になるのか、具体的なプロンプトの例を交えて解説します。

日時 2025年 7月 31日(木) 14:00~17:00  
受講料 1名につき 
会員 38,500円(本体 35,000円)  一般 41,800円(本体 38,000円)
講演者 弁理士法人磯野国際特許商標事務所 弁理士 綾木健一郎 氏
対象 知財部門にて業務に携わっておられるご担当者様   基礎から応用までしっかりと生成AIを理解し、現状の業務の効率化を図りたい方は奮ってご参加ください
内容 1.はじめに
 1.1.本講座で対象とする生成AI
 1.2.各生成AIの契約プラン
 1.3.適切なプロンプトの書き方
 1.4.GPTの作り方と使い方
 1.5.ChatGPT API

2.特許調査に対する生成AIの応用
 2.1.国際特許分類の調査
 2.2.類義語の調査
 2.3.検索式の設計
 2.4.発明と先行技術との類比判断能力の評価
 2.5.IPランドスケープ調査の支援

3.明細書作成に対する生成AIの応用
 3.1.発明提案書から明細書への書式変更
 3.2.実施形態の文から図面作成
 3.3.図面から実施形態の文を作成
 3.4.図面と明細書との整合性チェックの支援
 3.5.請求の範囲のチェック支援
 3.6.請求の範囲と明細書の整合性チェックの支援


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。



【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】

視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

動作確認ページ

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お問合わせ

一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
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